比較
旅行用eSIMの選び方:決め手になる七つの項目
eSIMをギガ単価で比べるのが最もよくある間違いです。似た二つのプランがなぜ同じ価値ではないのか、この七項目が説明します。
旅行用eSIMの市場は航空券の市場によく似ています。選択肢が多く、比較サイトがあちこちにあり、前面に出た大きな数字は映画の全部を語ってくれません。そして航空券と同じで、良い選択かどうかを決めるのはその数字ではなく、その下にある条件です。
プランを本当に分けるのは次の七項目です。この順に並べれば、選択はひとりでに決まります。
1. 現地でどの回線を使うか
eSIMに自前のカバーはありません。現地事業者のものを借ります。海沿いの町で電波が入るか、首都だけかを決めるのはこの一点で、しかも比較記事に最も出てこない項目です。要約しにくいからです。
各行き先のページの技術情報に、そのプランがどの事業者とどの技術を使うかが書いてあります。提供元が公表していないときは、そう書くのが正直で、カバー範囲を作り話にしません。
2. 有効期間がいつから数え始めるか
インストールで始まるプランと、現地の回線に初めてつながったときに始まるプランがあります。この差は旅行の実日数です。インストールで始まるプランを自宅で入れると、初日を失うことがあります。
これは業界の決まりではなく、プランごと行き先ごとの項目です。一般論として断言するガイドは、半分の場合で間違っています。
3. 使った日ではなく暦の日
有効期間は続けて数える暦日で進みます。携帯の電源を切っても止まりませんし、二日ホテルから出なくても止まりません。七日のプランは七日目に切れます。一ギガ使っていても七ギガ使っていても同じです。
4. 無制限は見た目どおりとは限らない
無制限のプランの多くは全速の枠を持ち、その枠を過ぎると速度を落として通信が続きます。書いてあれば誇大広告ではありませんし、たいてい書いてあります。することは一つ、後ではなく先に読むことです。
データの買い方二通りの完全な比較は 無制限eSIMかギガ制か.
5. 追加チャージができるか
旅の途中でデータが尽きたときの解決は二つ。同じプランに追加するか、もう一枚eSIMを買うかです。前者ができるかはプラン次第なので、旅が長いか不確かなら買う前に見ておくのが得です。
6. データだけか、番号つきか
旅行用プランの多くはデータのみで、ほとんどの用は足ります。メッセージ、地図、交通系アプリ、ビデオ通話はデータで動きます。現地番号が要るのは具体的な少数の場面です。アプリのないレストランやタクシーに電話するときなど。
最も誤解される点に注意してください。データのみは、自分の番号がなくなるという意味ではありません。いつもの回線は携帯の中に残り、通話とSMSのために生きています。
7. うまくいかなかったときどうなるか
最後に見られる項目で、知らない国の夜九時に携帯がつながらないとき最初に効いてくる項目です。どの提供元にも通じる三つの質問があります。インストール用のコードを再発行できるか、どの言語で何時に応対するか、そしてeSIMを別の携帯に入れ直せるか。
判断材料にしない方がいいもの
- ギガ単価だけ。20GBのプランは3GBより単価が良く、五日間の旅ならそちらの方が悪い買い物です。
- 最も広告されている銘柄。eSIMの広告は急増していて、よく見かける会社が自分の行き先を最もよく覆うとは限りません。
- 数か月前の価格で書かれた比較。この業界はカタログを絶えず同期するので、正しい価格は今日ページに出ている価格です。
よくあるご質問
eSIMを比べるとき何を見ればいいですか。
現地で使う回線、有効期間がいつから数え始めるか、暦日かどうか、その無制限が正確に何を意味するか、追加チャージができるか、番号がつくか、そして不具合のときの対応です。
いちばん安いeSIMがいちばん良いですか。
自分の日数とギガを賄う場合だけです。ギガ単価は人を惑わせます。大きなプランほど単価は良く、短い旅ではそのギガの大半が使われずに終わります。
旅行用eSIMはどれも同じですか。
いいえ。同じ行き先の二つのプランでも、使う回線が違い、有効期間の数え方が違い、追加チャージの可否も違います。分けているのはそこで、見た目ではありません。
データeSIMを入れると番号は消えますか。
消えません。二本目の回線として加わり、いつもの番号は携帯の中に残って通話とSMSのために生きています。
旅の途中でデータが尽きたらどうなりますか。
プランによっては、eSIMを替えずに追加するか、もう一枚買います。その間もいつもの回線は通話とメッセージを受け続けます。